音声付き手術動画の
テスト録画手順

既存設備を活かし、内視鏡映像と2人分の音声を記録するための手順です。患者情報・症例情報を使わないテストまでを扱います。

手順を最初から確認する ↓

01 / BEFORE CONNECTION

接続前に確認してください

録画・録音に必要な機器を接続する前に、所属部署や機器管理の担当者に相談してください。

DATA HANDLING手術動画・術中音声の取扱いについて確認する
  • システムに影響を与えないよう、使用中の映像ケーブルは外さず、空いている端子を使用する
  • 端子の形状(信号仕様)と入出力方向を確認する。判断が難しい場合は、機器担当者に相談する
  • 患者情報、症例情報、実際の手術映像を使わずにテストする
  • 保存先、アクセス権限、持ち出し、削除方法を施設の規程に合わせる
IMPORTANTMIC、AUDIO IN、LINE INと表示された端子でも、入力レベル、配線、プラグの極数等が適合するとは限りません。判断できない場合は接続せず、機器担当者へ確認してください。

02 / CHOOSE A METHOD

施設で実施できる方法を選ぶ

録画装置や映像システムの空いている端子を確認し、設備に合う方法を選んでください。端子を確認するときは「端子写真を見る」、接続手順を確認するときは「方法1へ進む」または「方法2へ進む」を選びます。

01 / RECORDER

既存録画装置を使う

ワイヤレスマイク受信機を録画装置の3.5 mm MIC入力へ接続し、映像と2人分の音声を一緒に記録する方法です。

利用条件:システム内の既存の録画装置に3.5 mm MIC入力がある

02 / CAPTURE + PC

PCで録画する

DVI-D出力をHDMI接続に変換し、キャプチャーボードを介して映像をPCへ入力します。ワイヤレスマイクの音声もPCへ入力し、映像と2人分の音声を一緒に記録する方法です。

利用条件:方法1が使えず、空きDVI-D出力とUSB 3対応PCを用意できる

03 / IDENTIFY PORTS

端子の形状を写真で確認する

写真は、端子の種類と形状を確認するための参考です。機器本体の表示と取扱説明書を確認し、判断できない場合は、接続せずに機器担当者へ相談してください。

OUTPUT → INPUT

出力・入力の見分け方

映像・音声信号は、送り出す機器の「出力」から、受け取る機器の「入力」へ接続します。入出力の区別は、機器に表示されている記号や文字で確認してください。

円の内側から外側へ矢印が向かう出力記号の例
OUTPUT / 出力矢印が円から外へ向かう

信号を送り出す側です。端子の近くに「OUTPUT」または「OUT」と表示されていることがあります。

円の外側から内側へ矢印が向かう入力記号の例
INPUT / 入力矢印が円の中へ向かう

信号を受け取る側です。端子の近くに「INPUT」または「IN」と表示されていることがあります。

録画装置の3.5 mm MIC端子
3.5 mm MIC端子(方法1)
3.5 mmプラグの形状例
3.5 mmプラグの形状例(方法1)
DVI-D出力端子の形状例
DVI-D端子(方法2)
DVI-Dプラグの形状例
DVI-Dプラグ(方法2)
HDMI入力端子の形状例
HDMI端子(方法2)
HDMIプラグの形状例
HDMIプラグ(方法2)

04 / METHOD 01

方法1|既存の録画装置

内視鏡システムに接続されている既存のHDDレコーダーのMICまたはAudio入力へ、2人分のワイヤレスマイク音声を入力する構成です。下記の構成例で、映像と2人分の音声を一緒に記録できることを確認しています。

01 / 装着ワイヤレスピンマイク1・2
02 / 受信ワイヤレス受信機
03 / 接続録画装置のMICまたはAudio入力
04 / 記録映像+2人分の音声
録画装置背面の3.5 mm MIC入力端子
録画装置背面の3.5 mm MIC入力端子

写真で見る機器と装着例

以下は方法1で使用した構成例です。2名がワイヤレスピンマイクを1台ずつ装着し、受信機を3.5 mm MICまたはAudio入力端子に接続します。

※ 同一製品の購入を必須とするものではありません。

2本のワイヤレスピンマイクと3.5 mmプラグを有する受信機
METHOD 01 / PHOTO 012本のワイヤレスピンマイクと3.5 mmプラグを有する受信機
手術ガウンの首元へ装着したワイヤレスピンマイク
METHOD 01 / PHOTO 02手術ガウンの首元へワイヤレスピンマイクを装着
録画装置のMICまたはAudio入力へ接続したワイヤレスマイク受信機
METHOD 01 / PHOTO 03録画装置のMICまたはAudio入力へ受信機を接続
2名がそれぞれワイヤレスピンマイクを装着し通常の術中録画を行う様子
METHOD 01 / PHOTO 042名がそれぞれワイヤレスピンマイクを装着し、通常の術中録画を行う

05 / METHOD 02

方法2|PCで録画

映像は内視鏡システムから、音声はワイヤレスマイク2個とPCに接続可能な受信機から、それぞれPCへ入力します。OBS Studioで2つを合わせて録画します。

VIDEO
空きDVI-D出力
HDMIへ変換
キャプチャーボード
USB 3でPCへ
AUDIO
マイク1・マイク2
2本のワイヤレスピンマイクとPC接続用受信機ワイヤレスマイク受信機
PCへ直接接続
OBS STUDIO映像と音声を別ソースとして設定し、1本のファイルに録画
AVerMedia LIVE GAMER EXTREME 3の本体
実機確認に使用したキャプチャーボードの例
キャプチャーボードの接続端子
方法2で使うのはHDMI INとUSB 3接続です。AUDIO IN/OUTは使用しません。
ワイヤレスマイク受信機とキャプチャーボードをPCへ接続した方法2の構成例
ワイヤレスマイク受信機とキャプチャーボードをPCへ接続した構成例(方法2)
映像出力DVI-DからHDMIへ変換
映像取込AVerMedia LIVE GAMER EXTREME 3(GC551G2)
音声DJI Mic Miniの受信機をPCへ直接接続
録画OBS Studio/1920×1080/30fps

06 / OBS SETTINGS

OBS Studioの確認済み設定例

基本解像度1920×1080
フレームレート30fps
映像キャプチャLive Gamer Extreme 3
キャプチャー側音声方法2ではミュート
音声入力DJI Mic Mini
同期オフセット0msから確認を開始
音声モニタリングモニターと出力
フィルタ例ReaEQ、リミッター(-2dB/120ms)
詳細を知りたい場合は、フォームからお問い合わせください。

07 / TEST RECORDING

テスト録画を行う

  1. 画面と音声に患者情報・症例情報が含まれないことを確認する
  2. ワイヤレスピンマイクを装着した2名が、それぞれ「マイク1、術者です」「マイク2、助手です」のような異なる言葉を発声する
  3. 映像内の分かりやすい動きに合わせて発声する
  4. 30秒程度録画し、最初から最後まで再生する

再生時の確認

  • 映像が止まらず、2人分の音声が入っている
  • 音が小さすぎず、割れ・雑音・途切れがない
  • 片側だけに偏らず、映像と音声が大きくずれていない
  • 保存したファイルを閉じた後にもう一度開ける

08 / CONTACT

その他のご相談

録画がうまくいかない場合や、機器・設定の詳細、臨床で使用する際に必要な倫理的配慮、患者さんや医療者への事前説明の要否などについて相談したい場合は、下記のフォームからご連絡ください。

相談の際は、機器名、端子の表示、確認したい内容を文字でお知らせください。患者情報、診療情報、症例情報、動画、音声、画像、研究データなどは送信しないでください。

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